アートイベント RingNe Festivalに出展

埋め込まれたNFCチップが、木材の物語を伝える

「もし、木が辿ってきた歴史や人との関わりを、木材からスマホで読み出せたら」
「そういった木材を、遊びながら組み合わせてみたら面白いのでは」

そんなアイディアを具現化してみたのが、”TSUMUKI”というプロジェクトです。

我々のパートナー様がお持ちの、木と人の関わりにまつわる動画(森の手入れ、 出材、加工・・・)をお預かりしてNFCチップに入れることで、「スマホでタッチするとそうした動画が読み出せる」という体験が可能になります。
今回は、3つの地域から作り出されたNFCチップ入りの木材パーツを使って、組み立てて遊べるパズル風アートに仕立てて、イベントで老若男女 様々な方に触って遊んでいただきました。

「このパーツが、こういう森からこういう加工をして今ここにあるってこと? 面白い!」
という声を大変多くいただき、その後もいくつかのイベントで触っていただいています。(特に、お子様の創造力には驚かされます!)
色々な用途で使えそう、というお声を多くいただいており、ご興味を持たれた方とはディスカッションをさせていただいております。

なお、加工については、近年、Shopbotという汎用性の高い木材加工機が各地に存在しているため、設計データを共有し各地の材を各地で加工してもらい、お送りいただく形で製作しました。

NFCチップ入りの木材パーツを使ったパズル風アート

当日の様子

企画・試作の風景